従来の寒剤供給システムから変更された点を説明します。
- 外部資金への割当て
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従来、液体ヘリウムやMPMSの利用料金については事前に使用する資金を決定し、容易に変更できませんでしたが、今システムでは全ての寒剤費用について
従来の液体窒素料金と同様、自由に割当てられるようになります。液体ヘリウムについては1 L単位で割当てられます。損失ヘリウムについても
従来の液体使用量による按分制度を廃止し、1 L単位で自由に割当てられるようになります。またこの割当ての変更は、大学内部で資金が実際に動く
時期に至るまで何度でも自由に行なえます。締切は概ね4月から9月分が10月、10月から11月分が12月、12月から1月分が2月、2月分が3月の夫々冒頭です。実際に締切が
近づけばメイルでお知らせします。なお、この締切の後はどのような理由でもLTMでの変更は行ないません。自部局の会計担当事務部門で処理して
いただくことになります。
- 液体ヘリウムの課金のタイミング
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液体ヘリウムの料金は、ユーザ容器の場合は従来と変わらず、搬入されてLTMで充填が完了した時点の属する月に課金されます。LTM容器の場合は
従来は搬入されて再充填が完了した時点で課金していましたが、今システムでは搬入時点が属する月に課金されます。月末に搬入された場合に翌月
課金になっていた事例が少なくなります。
- 液体窒素の課金期間
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従来液体窒素の料金は前月26日から当月25日までの使用量を当月分として課金していましたが、暦月単位で課金するようにします。その分少し
窒素財源選択のタイミングが遅くなりますが、年度を跨ぐ4月分の課金のややこしさがなくなります。
- ガスメータ
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ガスメータの名前については、従来研究室アカウント+番号のような形式になっていましたが、今システムでは番号のみにします。お問い合わせ
の際には研究室コードとメータ番号をお伝えください。ガスメータでは立方メートル欄の桁数も入力してくださいますようお願いします。
- 支払財源
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支払財源の名前も、従来「年度+01」からの連番になっていましたが、今システムではやはり番号のみにします。お問い合わせの際には研究室
コードと財源の番号、年度をお伝えください。また財源を登録する際には必ず京都大学財務会計システムでの番号を入力してくださいます
ようお願いします。
- ヘリウム調査
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ヘリウム調査では全てのメータの読取時刻を同じにしかできないようになりました。遠隔地のメータが在る場合は、夫々のメータの読取時刻の中で
適当な時刻を代表値として入力し、最初のメータの読取から最後のメータの読取の間は、LTMと研究室の間での容器の移動を行なわないでください。
- パスワード
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パスワードは、通常は従来どおり研究室で一つとしていますが、研究室でパスワードを共有せず、ユーザ毎にパスワードを設定することも可能に
なりました。
- 身分
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従来はユーザの身分を自由記述していただいていましたが、今システムでは「教職員」「博士課程学生」「修士課程学生」「学部学生」「その他
の学生」の5区分のみとしました。