京都大学・低温物質科学研究センター

超流動デモ実験

平成15年11月21日に行われた,低温物質科学研究センターの 超流動ヘリウム4のデモ実験の様子をビデオに撮影したものである。 デモ実験は松原助教授,大学院生の国松貴之君が行った。
映像中の泡は超流動ヘリウム4を長く保持するために使った液体窒素の泡である。
<<説明のPowerPointファイル>>

映像はMPEG4形式のため,MPEG4形式が再生できるソフトが必要です。 例えばApple社製のQuickTimeなどがあります。ダウンロードしてから再生させてみてください。 ブラウザでうまく再生できない時は,
1) ストリーミング・トランスポートをHTTPプロトコルを使うように設定する
2) ハードディスクに保存してから再生,
を試みてください。

スーパーリーク
容器の下端にアルミナの粉末を入れているため, 粘性のない超流動体だけが通過できる。 液体ヘリウム4は屈折率が1に近いため透明で見にくい。 容器の中の液が減る様子も見てほしい。
  スーパーリーク1
スーパーリーク1(724kB) 
  スーパーリーク2
スーパーリーク2(3.9MB)
  スーパーリーク2
スーパーリーク3(724kB)
噴水効果
右下の細管から液体ヘリウム4が吹き上がる。 これはスーパーリークで隔てられた空間の一方に 熱を入れることで化学ポテンシャルに差をつけ, 細管内の圧力を高めているからである。 かなり見にくいが,注意してみると噴水が見える。 上部に見える容器はスーパーリーク用の容器。
  噴水効果1
噴水効果1(1.3MB) 
  噴水効果2
噴水効果2(1.0MB)
  噴水効果3
噴水効果3(1.4MB)
フィルムフロー
ぶら下げられた容器内の超流動ヘリウム4が 容器の壁をはい上がり,容器の下端の尖塔部から したたっている。容器はガラスとプラスティックの 2種類あり,先端のとがり具合が違うため, したたる間隔が異なっている。
  フィルムフロー1
フィルムフロー1(516kB) 
  フィルムフロー2
フィルムフロー2(1.5MB) 
  フィルムフロー3
フィルムフロー3(1.7MB) 

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