課題演習 B7 (低温物性)
担当：松原 明 ：京都大学低温物質科学研究センター (LTMセンター)
京都大学大学院理学研究科・物理学宇宙物理学専攻 兼任
物理学教室 (理学部5号館) 221室 (内線 : 3755)
E-mail : akira-m
scphys.kyoto-u.ac.jp
概要
液体ヘリウム4は2.2K以下の低温で超流動状態へ相転移する。
ここでは液体ヘリウム温度域 (4.2K以下程度) での物性、とりわけヘリウムの物性について基本的に理解した後、
液体ヘリウム4の超流動状態に関する物性測定を行う。
ゼミテキスト
Tilley and Tilley著：Superfluidity and Superconductivity
実験内容
共鳴法を用いた測定（力学的な振動、音波、磁気 (NMR、ESR)）
- 超流動成分の密度の温度依存性の測定（第４音波法）：cw 測定
- 粘性の温度依存性の測定（振動ワイヤー法）：パルス測定，cw 測定
・測定セルの工作や回路工作
・低温での温度計測
・測定と解析（予備実験，本実験）
低温物理学研究室
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