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低温物質科学研究センター
液体ヘリウム供給サービス変更のお知らせ


液体ヘリウム利用者各位 液体ヘリウム供給サービスが新しくなります。

                                    平成18 年9 月29 日 2006 年10 月1 日から液体ヘリウム供給サービスが新しくなります。 おもな変更点は以下の通りです。

(1) LTMセンターに足を運ぶ回数を減らします。

LTM センター所有の容器にヘリウムを充てんして容器置き場に置いておきます。ユーザは容器を指 定しないで申し込んで、空になった容器を運び入れると同時に置いてある満タンの容器を持ち出すこと ができます。申し込んだ容器への充てんを待つ必要がないので、空容器を運んだあと、手ぶらで帰るこ となく充てん容器を持ち帰ることができます。 充てんしてあるLTMセンターの容器をご希望の場合は、ヘリウム供給Web site、http://www.ltm.kyotou. ac.jp/liqsupply/ のヘリウム申し込み画面で「SELECT Vessel」の中から「use any ltmvessel」を選 択して申し込んでください。供給希望日に「日付別申し込みリスト」の「status」が「accepted」であ ることを確認して取りに来てください。取りに来ないで日付が変わるとキャンセル扱いになってしまい ます。お気をつけ下さい。 もちろん、従来どおり自前の容器を指定して供給を申し込むこともできます。LTM センターから長期 レンタル中の容器に供給希望の場合も含めて「SELECT Vessel」の「use YOUR LABO’s」からレンタ ル中の容器を選択してください。供給希望日に「日付別申し込みリスト」の「status」が「ready」(充 てん完了) であることを確認してからとりに来てください。 図1: 新しいヘリウム申し込み画面

(2) ヘリウムガス回収率の計算方法が新しくなります。

LTM センター容器置き場で蒸発して回収されるヘリウムガスは通常は研究室の個別回収率には反映 されないため、従来の計算方法では個別回収率を上げる目的で容器搬出入のタイミングに神経を使う必 要がありました。新しいシステムでは、ユーザが容器を持ち出し・ 返却するときに重量計で計量した量 の差を「消費量」とし、この消費量と研究室のガスメータの読みから回収率を計算します。これにより、 なるべく研究室のガスメータを回すように充てん直後に容器を研究室に運び、充てん直前に運び込む努 力の必要がなくなります。 新システムではユーザによる計量がヘリウムの値段に反映されます。容器の持ち出し・ 返却をすると きは忘れずに正しく計量してください。 容器持ち出し・ 返却の手続きは従来とほとんど同じですが、容器を持ち出すときに「申し込み番号を 選択してください」というメッセージが追加されました(図2)。容器を持ち出すとき、自分が申し込ん だ番号を選択してください。

(3) 供給量を重量で決定します。

LTM センターでは重量計を使ってヘリウムの計量をしているので、液体・ 気体の状態に関係なくヘリ ウムの重量から供給量を決定します。ヘリウム容器の中には液体と気体の両方が入っています。これま では、ひとつひとつの容器に対して容器の重量と液量の校正を行い、それを1 次関数で近似して供給液 量を決定していました。容器内の気体の温度分布などが原因でそれぞれの容器に個性があって、容器ご とにばらつきがあるためこの方法は必ずしも正確な計量とはいえませんでした。また、容器内の冷たい 気体も回収率に寄与するはずで、液量だけを供給量とするのは良い方法ではありません。新しく採用す る重量を用いる方法では、「研究室で消費したヘリウムは何kg なので100 % 回収すればガスメータを 何m3 まわすはずだ」という計算がシンプルかつ正確になります。また、容器の個性によるばらつきの 問題もなくなります。

(4) 供給量集計の事務処理方法を変更します。

従来は、Web で申し込み→ 容器の返却→ ヘリウム充てん→ 容器の持ち出しをひとつの流れとし て、持ち出し前の充てんに要したヘリウムの量を供給量としていました。 このたび新しく(1)、(2) のサービスを開始する関係で、事務処理のやりやすさを考慮して、Web で 申し込み→ 容器の持ち出し→ 研究室で消費→ 容器の返却→ ヘリウム充てんをひとつの流れとしま す。回収率を研究室での消費量から、供給量を最後の充てんに要した量から決定します。 図2: LTM センター容器置き場の重量計コンピュータの容器持ち出し手続き画面

(5) 回収率調査のデータをWeb で入力してもらいます。

定期的に行っているヘリウム回収率調査では、各研究室の回収ガスメータの読みと実験装置内の保有 液量を研究室の担当者から報告してもらっています。報告してもらったデータとLTM センターからの ヘリウム供給量から回収率を算出し、逃がしてしまったガス量に応じたガス代が請求されます。従来は メールで報告を受けて、LTM センタースタッフが手作業で集計していました。作業の効率化を図るた め、回収率調査のデータを各研究室の担当者にWeb でデータベースに入力してもらい、コンピュータで 処理することにします。回収率調査のWeb ページは現在準備中です。近日公開予定です。

低温物質科学研究センター
2006年 9月29日

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