寒剤の価格は寒剤供給管理運営委員会の議を経て、財務担当理事が決定します。現在の寒剤価格は以下の表のとおりです。
寒剤利用負担金および共同利用設備利用料は、運営交付金・科学研究費補助金・受託研究費など、各種財源を使って支払うことができます。運営 交付金以外の外部資金での支払は、大学本部の意向により、毎年度4月から2月分までです。3月分はすべて運営交付金での支払になります。外部 資金での支払は、新寒剤供給webアプリケーションminette稼働後は全て事後に割り当てる方式になります。これは従前の液体窒素代金の財源割当 と同じ方法です。
この料金表は2025年4月1日の価格改定後のものです。2025年3月分までの液体ヘリウム、損失ヘリウムの単価は こちら を御覧ください。
区分 | 単位 | 単価 |
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液体窒素、窒素ガス(液体換算) | 1 L | 54円 |
液体ヘリウム | 1 L | 286円 |
損失ヘリウム(液体換算) | 1 L | 6072円 |
ヘリウム容器賃貸 | 1日1本 | 433円 |
窒素容器賃貸 | 1日1本 | 222円 |
区分 | 単位 | 単価 |
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液体窒素容器配送 10 L以下の容器 | 片道1本 | 90円 |
液体窒素容器配送 10 Lを超え30 L以下の容器 | 片道1本 | 220円 |
液体窒素容器配送 30 L超の容器 | 片道1本 | 600円 |
液体ヘリウム容器配送 | 片道1本 | 300円 |
液体ヘリウムの価格は、
研究室で使用した液体ヘリウムの量は、以下の式で表されます。
研究室で使用され気化したヘリウムはセンターに回収されて、ヘリウム液化機で再度液化して供給されます。ユーザには原則として100%回収する ことが求められています。回収しきれなかったヘリウムガスに対しては、損失ヘリウム料金が課金されます。液体ヘリウム1 Lが気化すると常温大気圧 で0.750 m3になります。損失ヘリウムの量は以下の式で、液体量換算として求められます。
区分 | 単位 | 単価 |
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液体窒素、窒素ガス(液体換算) | 1 L | 46円 |
液体ヘリウム | 1 L | 282円 |
損失ヘリウム(液体換算) | 1 L | 5926円 |